台湾のファーイースタン航空(遠東航空)は2019年12月12日(木)、12月13日(金)からすべて便で運航を停止すると発表した。理由は資金繰りの悪化としている。
ファーイースタン航空(FE/ FEA)は、 1957年に設立された台湾の航空会社で、台湾の国内線や中国本土線、日本や東南アジアなどへの国際線を運航していた。アライアンスには加盟していない。
2019年12月現在、日本路線では秋田=台北(桃園)線、新潟 =台北(桃園)線、福島=台北(桃園)線をそれぞれ週2往復で運航しているが、いずれも運航終了となる見込み。
運航停止となる2019年12月13日(金)以降の予約分については、 航空会社で直接購入した分は航空会社が対応、旅行会社を通じて予約した分が旅行会社での対応になるとみられる。
またキャンセル分は、台湾を拠点とするチャイナエアラインやマンダリン航空、エバ航空ー、 ユニー航空 (立栄航空)に振り替えとなる可能性もある。
台湾の航空会社では、2016年11月にトランスアジア航空(復興航空)と傘下のLCCだったVエアが同様に運航を停止している。
公式ウェブサイト:遠東航空